ドジャースは10日(日本時間11日)、本拠地ロサンゼルスでのブレーブス戦に2―7で完敗。2回に4点を先制され、打線はわずか2安打の低調ぶりで2連敗となり、同地区のパドレスに同率首位に並ばれた。
「1番・DH」で先発出場した大谷翔平投手(31)も4打数無安打と沈黙し、これで10試合、46打席連続で本塁打なし。シーズン序盤に訪れた我慢の時となっており、移籍1年目の2024年からワールドシリーズ(WS)を制した際に「あと9回やろう」と口にした〝10連覇〟を体現するべく調整を続けていく。今年は21世紀初となるV3に挑むが、その覇道を阻むチームとして米スポーツサイト「TWSN」は「シカゴ・カブスが今ポストシーズンでドジャースから王座を奪う理由」と鈴木誠也外野手(31)らが在籍する球団名だけを挙げて分析した。
今季のカブスは2度の10連勝を記録する快進撃。この日のレンジャーズ戦に0―3で敗れて2連敗となったものの、27勝14敗で中地区の単独首位に立つ。同サイトがまず着目したのは故障者が相次いだ中、投手陣で右腕のブラウンらを確立させたカウンセル監督の手腕を「現時点で年間最優秀監督賞の最有力候補」と絶賛。そして、攻撃陣ではメジャー2年目捕手のバレステロスとともに鈴木の名前を挙げ「カブス打線はメジャーリーグ屈指の強さを誇っている。実に多彩な方法で相手を倒すことができる。バレステロスや鈴木といった長距離砲の本塁打、コンタクトヒッターや俊足の選手による巧みな走塁と多岐にわたる」と賛辞が止まらなかった。
さらに「ベンチ層の厚さ」を象徴する選手として、昨季在籍したドジャースで結果を残せず、1年で放出されてカブス入りしたコンフォートをたたえ「レッズ戦でのサヨナラホームランを含め、代打で素晴らしい活躍を見せている」と伝えている。
こうしたさまざまな要因を踏まえ、同サイトは「ドジャースは相変わらず強豪でカブスが王座から引きずり下ろすことは至難の業だろう。しかし、カブスが擁する選手層と適切な采配があれば最強チームと互角に戦い、10月にはドジャースを破り、真の勝者となるかもしれない」と見通した。
今季の鈴木は3月に開催されたWBCで負った右ヒザ負傷の影響で開幕にこそ間に合わなかったが、出場した27試合で打率2割9分3厘、7本塁打、16打点と〝猛チャージ〟。同学年で仲良しの大谷の夢を打ち砕くのは、ほかならぬ鈴木なのかもしれない。












