ヤンキースは9日(日本時間10日)、敵地ミルウォーキーでのブルワーズ戦で延長10回に3―4で逆転サヨナラ負け。2連敗となり、13連戦の9試合目までを終えて6勝3敗となった。
ロースコアのまま延長戦に入ってすぐに1点を勝ち越したが、悪夢が待っていた。5番手で登板したクルーズが3―3の同点に追いつかれ、なおも一死一、二塁のピンチでベテラン左腕のティム・ヒル投手(36)に火消しを託された。最終的に一死満塁と傷口を広げてコントラレスにサヨナラ犠飛を献上したが、米メディアから相次いで疑問視されたのが直前のプレーだった。
登板直後の一死一、二塁でチュラングをボテボテの投ゴロに打ち取ったが、捕球したヒルは三塁に送球。ただ、二塁走者は三塁に到達間近で送球もスライディングした走者のヘルメットを直撃…。記録は「野選」でアウトを増やせなかったばかりか、オールセーフとなってサヨナラ負けに直結した。
米メディア「Barstool Baseball」は公式Xに「ティム・ヒルは何をやっているのか?」と動画付きで投稿。「ラリー・ブラウン・スポーツ」は「延長戦でヤンキースの投手が犯した愚かなミスがニューヨークを苦しめた」と断罪し「簡単なアウトを取るために一塁に送球する代わりに、ヒルは三塁(を狙った)走者を刺そうとする首をかしげたくなるような判断を下した」と厳しく追及した。
当のヒルは「いい投球をできたのに、その後の判断を誤ってしまった。直感では三塁に投げるべきだと思ったけど、その直感は間違っていた」と現地メディアの前でざんげした。リリーフひと筋で昨季は70試合に登板。思わぬ形で試合をひっくり返されたヤンキースは嫌な流れを断ち切れるのか――。












