ドジャース・大谷翔平投手(31)から豪快アーチが消え、米メディアもいよいよ騒がしくなってきている。

 10日(日本時間11日)に本拠地ロサンゼルスで行われたブレーブス戦に「1番・DH」で先発出場。結果は空振り三振、二直、中飛、一ゴロの4打数無安打でチームも2―7で完敗した。1番打者は言うまでもなく打席数が最も多く回る。中でも初回の第1打席は相手バッテリーも〝逃げ場〟がなく、勝負せざるを得ない状況に追い込まれるだけに、最強スラッガー・大谷の存在は脅威となっている。

 ただ、最近は一発が鳴りを潜め、最後の本塁打は4月26日(同27日)のカブス戦の4打席目で放った6号ソロ。この日で10試合、46打席ノーアーチとなった。また、今季5号は同12日(同13日)のレンジャーズ戦の第1打席までさかのぼることになり、106打席で1本塁打という大谷らしからぬ状況に陥っている。

 米サイト「アルバット」は「大谷翔平は輝きを失ってしまったのか?」とセンセーショナルな見出しとともに「一貫性こそが偉大な選手と一過性のスターを分けるが、ダイヤモンドの神々でさえ弱さを見せる瞬間がある」と伝えた。

 現状については「どんな投手も脅かしたパワーは今や封印されているようだ。ホームランを量産するあの威風堂々としたぷらーは以前ほどのインパクトを失った」と手厳しかった半面、前日9日(同10日)まで5試合連続で出塁は果たしていたこともあり「大谷は攻撃面での影響力を維持している」とした。

 もちろん、期待されているのは試合の流れを一変させるような特大アーチ。大谷につられるように今月のチームは4勝5敗とジリ貧状態にある。それでも同サイトは「野球の世界で好不調の波は付き物だ。選手は浮き沈みを経験するもので、真の伝説は困難な時期にこそ生まれる。大谷は並外れた選手であることを証明済みで、一時的にパワーが衰えても試合への影響力は大きい」とポジティブに締めくくった。

 米メディアも懐疑的にとなる停滞ムードを振り払う一発はいつ飛び出すのか――。