ドジャースの大谷翔平投手(30)がエンゼルス時代の2022年シーズン中、ダルビッシュ有投手(38)擁するパドレスへのトレードが実現寸前だったと米メディアが報じた。
スポーツ専門サイト「ジ・アスレチック」が「エンゼルスのオーナー、アルテ・モレノは最終的に大谷をトレード市場から引き抜いたが、パドレスはこのトレードでユニコーンを獲得する十分なチャンスがあったと感じていた。リーグ関係者によると、ウッド、ゴア、エイブラムス、ハッセル、そして現パドレスの中堅手ジャクソン・メリルらの名前がエンゼルスとの交渉で挙がったという」と、複数の若手有望株らとの大型トレードプランが水面下で進行していたという。
結局、大谷のトレードは実現せず、パドレスは同年8月2日にエイブラムスら6選手をナショナルズに放出してフアン・ソト外野手(26)とジョシュ・ベル内野手(32)を獲得。打線強化に成功したパドレスはナ・リーグ西地区2位でプレーオフに進出し、地区シリーズではレギュラーシーズンで22ゲーム差もつけられたドジャースを3勝1敗で破る番狂わせを演じるなど、リーグ優勝決定シリーズでフィリーズに敗れるまで快進撃を続けた。
同年の大谷は打者として打率2割7分3厘、34本塁打、95打点、投手として28試合に先発し15勝9敗、防御率2・33をマーク。MLB史上初の「投打規定到達」を達成した。ただエンゼルス時代は1度もプレーオフに出場することができず、2023年オフに世界一を目指して名門のドジャースにFA移籍した。
仮にパドレス入りが実現していたら、新天地には同年、16勝をマークした良き理解者のダルビッシュもおり、サンディエゴが黄金時代を築いていたかもしれない。そうなっていれば、大谷のドジャース入りも幻となっていた可能性もあり、昨年12月に大谷を上回るMLB史上最高額の15年総額7億6500万ドル(約1148億円)でメッツと契約したソトも含め、運命は大きく変わっていたかもしれない。












