ドジャースは11日(日本時間12日)、本拠地ロサンゼルスでのジャイアンツ戦からムーキー・ベッツ内野手(33)を復帰させ「2番・遊撃」で先発起用した。

 右脇腹の負傷で戦列を離れていたが、約1か月ぶりにグラウンドに戻ってきた。それに伴い、ドジャースはアレックス・フリーランド内野手(24)をマイナーに降格させるロースターの整理を行った。枠に限りがある以上はやむを得ない措置だが、ベッツの復帰が近づくにつれてキム・ヘソン内野手(金慧成=27)、サンティアゴ・エスピナル内野手(31)の3人から誰がはじき出されるのか米韓メディアをにぎわせてきた。

 候補の一人だったキム・ヘソンは晴れて残留となり、この日の試合には「9番・二塁」で先発メンバーに名を連ねた。心配の種が一つ消えた韓国メディア「マイデイリー」は「結局、キム・ヘソンとエスピナルが残留することになった。エスピナルはマイナーへの降格オプションが切れるため残留するとの見方が多く、ベッツの復帰でキム・ヘソンとフリーランドのどちらかがオクラホマシティに送られるとみられていた」と経緯を伝えるとともに「今回、ドジャースは賢明な判断を下した」と断じた。

 ただ、今後も確固たる地位が保証されているわけではない。昨年11月に左ヒジを手術し、リハビリを続けているキケことE・ヘルナンデスも今月下旬に復帰する見通しを自身でも語っており、離脱中のエドマンも前進を続けている。

 メジャーで生き残るには超えなければならない壁も多いが、同メディアは「ドジャースは今季のキム・ヘソンの総合的なパフォーマンスを高く評価している。米メディアはキケ・ヘルナンデスが25日に復帰すれば、エスピナルが解雇されるとみている。つまり、キム・ヘソンはトミー・エドマンが復帰するまで残留する可能性が高い」と母国のヒーローの今後を占っている。