日本ハムは21日、敵地(楽天モバイル)で悪天と対戦し2―0で勝利し3連勝。貯金を今季最多の「21」に更新した。
先発・細野は立ち上がりから威力ある直球と切れのある変化球で楽天打線を圧倒。制球難をのぞかせる場面もあったが、要所を締め6回2安打無失点(5四球)で今季3勝目を挙げた。
一方、打線は両軍無得点で迎えた4回二死一塁から万波の左翼線適時二塁打で先制。続く水野の二失の間に追加点を奪い勝利を手繰り寄せた。
新庄剛志監督(53)は試合後、自ら公約に掲げていた「前半戦貯金21」に到達したことを試合後問われると「後半戦からもう予言しない」と苦笑い。「(当たり過ぎて)危ない、危ない」と冴え渡る自身の予言に驚きを隠せない様子だった。
その上で今季前半戦を振り返り、「開幕前に先発(投手)を8人で回してほしいというところを加藤コーチ、武田コーチ(投手コーチ)に伝えて。それがうまくハマってローテーションをしっかり組めたので。そういったところがデカかったですね」と先発投手の人数を増やし登板間隔を十分に空ける“ゆとりローテ”が機能した点を高く評価した。
また野手陣については各ポジションに複数の選手を常時配置できたことを挙げ「だいたい一人(の選手に)3つぐらい(ポジションを)守らせて。調子が悪いところに(選手を)埋めていく作業は完璧にハマったと思います。「今の順位(首位)でいられるのはその辺りのこともあるでしょうね」と笑み。チームと各選手の成長に自信をのぞかせた。
ただ、球宴後の後半戦を迎えるにあたり気になるのが最大のライバルでもある2位・ソフトバンクとのゲーム差のようで、この点について指揮官は「(自軍が勝ってもソフトバンクが)ついてくるからね」と苦笑い。それでも「オールスターまでに(貯金)21勝ちたいなというところで、ソフトバンクさんが26ぐらいきているかなというイメージはあった。もっと上にいるかなって。でも(ソフトバンクに)ケガ人が出たので。それ(ケガ人の差)が今の順位じゃないですかね」と冷静に分析した。
球宴後に本拠地で行われる後半戦初戦(26日、ロッテ戦)はドラフト1位ルーキで二刀流に挑戦中の柴田獅子投手(19)を先発登板させることをこの日明かした指揮官。
「(柴田は投打)両方行かせたいんですけどその後の投手の継投とかもあるので。まずは投手だけで2、3回を投げさせたい。高卒の19歳なので彼でなかったらこうはさせていなかったけど…やっぱりファイターズの未来を考えると(後半戦)一発目かなと思ったので」
持ち前の“勘ピューター”が前半戦の最後まで冴え渡っただけに、後半戦も若手育成を継続しながらチームのさらなる強化に挑むことを強調していた。












