ドジャースの大谷翔平投手(31)の登板時の有効な起用法が球界で話題だ。MLB公式サイトは30日(日本時間1日)、「打つべきか、打たぬべきか?大谷が投げる時のビッグ•クエスチョン」と題し、投打でチームトップクラスのパフォーマンスを誇る大谷に対して、ドジャースは他のチームにはない難題に直面しているという見解を紹介した。

「どうすれば大谷を正しく起用できるか」

 28日(同29日)のマーリンズ戦でも、ドジャースは大谷が通常よりもペースの早い中5日で投げることなどを考慮し、投手に専念した。6回2失点(自責点1)と結果を残したが、打線が援護できず1―2で今季初黒星。打者・大谷不在の影響を指摘する声も上がった。

「他のチームなら、誰もがうらやむ悩みだろう」と同サイト。ロバーツ監督は「両方やるのは理想だが、それが持続可能かは別の話」とし、「どこで負荷を調整するかが重要になる」と説明。今季は2度、一刀流で起用し、大谷もそれを受け入れている。

 同サイトは大谷が「シーズンを通して先発の役割を全うすること」と「チームの連覇」を見据えている点に言及。その前提となるのが健康維持であり、エンゼルス時代はポストシーズン進出がなかったため、「今季は二刀流として初めて10月まで戦い抜く、最も長いシーズンとなる可能性がある」と指摘した。

 ドジャースは現有戦力を踏まえれば大谷を打席から外す余裕もある。しかし、勝負どころの終盤、さらにはポストシーズンに入れば、投打二刀流としてのフル稼働が不可欠となるのは間違いない。そのため、あえて今は負荷を抑える選択が、結果的にシーズンを通した最適解となる可能性もある。

 2021年以降、登板時は二刀流が基本の大谷。起用法について「完全にチームに任せていますし、行けと言われた出方で活躍できる準備をしたい」と球団の方針に従うと語っている。何が正しい起用法なのかはシーズン終了時まで分からないだろう。ワールドシリーズを3連覇したときに正解が分かる。それまで議論は続きそうだ。