第97回選抜高校野球大会は25日、甲子園球場で行われ、第8日第2試合で8年ぶり22度目出場の早稲田実(東京)が3年ぶり7度目出場の聖光学院(福島)に4―7で逆転負けを喫し、16年ぶりのベスト8進出とはならなかった。
初回に先頭の川上(3年)が左翼へ二塁打、続く国光(3年)の中前打で無死一、三塁の好機をつくると、3番・灘本(3年)の左犠飛で先制。3回は二死二塁から4番・山中(3年)が左前適時打、さらに5番・渡辺(2年)も中堅へ適時二塁打を放ち、2点を追加した。
しかし、序盤までに3点のリードをもらいながら先発したエースの中村(3年)が踏ん張れない。4回に失策が絡むなど4本の長短打を浴びて3点を奪われ、同点に追いつかれると、この回で降板。その後、リリーフ陣も終盤に失点を重ねて逆転を許した。
試合後、和泉実監督(63)は「苦しい試合になることは分かっていたんですけど、中村が直球を完全に打ち崩されて手がなくなった」と聖光学院打線に脱帽。「結局、投手はコントロールなんだなと。速い球も強い球もみんな高めのボール球だったので、あれを見逃されたらボールなので、相手の残像にも残っていない。ストライクゾーンの中で強さが出てこないと意味がない」とレベルアップを求めた。
その上で「チームとしても個人としても課題がすごく残る試合。夏に向けて、これを糧にしたい」と必死に前を向いた。












