ヤクルト・丸山和都外野手(26)が1日のDeNA戦(神宮)に今季初めて「1番・右翼」で先発。6打数5安打と大暴れし、史上73人目(78度目)となるサイクル安打をマークした。

 燕党の大歓声に包まれながら、二塁ベース上で両手を高く掲げた。7回の第5打席、丸山は相手4番手・マルセリーノの投じた外角へのスライダーを捉えた。打球は左中間方向へ。背番号4は確信の表情を浮かべ、人さし指を突き上げながら一塁ベースを蹴る。二塁上で花束を受け取ると再び満面の笑み。背番号4は快挙達成の瞬間を噛み締めた。

 2回の第2打席は右前打、4回の第3打席には中越えの三塁打でチャンスメークに貢献。5回の第4打席には右翼スタンドへ2号ソロを放って、ゲーム序盤に早くもサイクル安打に王手をかけていた。

 試合後には「ベンチからも『ツーベース狙え』と言われて(サイクル安打を)意識はした。ただやることは変わらない、ヒット打って塁に出るっていうのが自分の仕事だと思って、打席に立った」とし「アピールしなければいけない立場なので、うれしく思います」と謙虚に振り返った。

「まさかとは思っていた」と池山隆寛監督(60)。「そう簡単に(サイクル安打は)出ないし、丸山にとっては記念日になった。このまま成長し続けてほしい」と顔をほころばせた。

 燕軍団でのサイクル安打達成は、2021年9月18日(巨人戦=東京ドーム)の塩見泰隆以来5年ぶりとなった。