巨人・高梨雄平投手(33)は1日の阪神戦(甲子園)で一軍復帰&今季初登板を果たした。8回に登板し、一死二、三塁のピンチを無失点で切り抜けた。

 5―3の8回、早大の後輩でもある田和の後を受けてマウンドへ。一打同点の緊迫した場面だったが、前川、福島をともにスライダーで空振り三振に仕留め、役割を果たした。

 登板後は「とんでもないところで行くなと思いながら、リリーフカーで乗って行きました。正直1点もやりたくなかったところだったので、最高の結果になってよかったです」と笑顔。後輩のピンチを救った場面は「たまたまそういう流れになっただけで、これからは自分が助けてもらうこともあると思う。今日は自分が助けられてよかった」と、振り返った。

 右座骨部のケガで昨季終盤からリハビリに励んできた。「去年1年は何もできず、キャリアで初めてケガで間が空いた。今年どうやって結果を出すかということに懸けてリハビリしてきた。その1試合目ができてよかったと思います」と胸をなで下ろした。

 さらに「担当してくれたトレーナーや連絡をくれた友人、応援してくれたファンのために投げようとマウンドに上がった。(今後も)行ったところでいいピッチングができるように頑張ります」と語った。

 頼れる左腕の復帰も追い風に、チームは続く9連戦の後半戦へ臨む。