巨人・田中将大投手(37)が1日の阪神戦(甲子園)に先発し、6回途中8安打3失点の粘投を見せた。打線の援護と救援陣の好投にも支えられ、日米通算203勝目をマーク。広島やドジャースなどで活躍した黒田博樹に並ぶ歴代2位タイとした。

 左翼方向へ強風が吹く中での登板となった田中は5点リードの3回、佐藤輝の右前打と2四球で満塁のピンチを招き、坂本に左前適時打を浴びて2点を失う。ここではグラブで顔を覆って悔しさをあらわにしたが、4、5回は三者凡退に抑えて立て直した。6回は2安打と四球で一死満塁とされたところで降板。球数は今季最多の104球、8奪三振だった。

 試合後には「とにかく勝って良かったです。勝ってよかった、ほんとに」と安堵の表情。「後に託すしかなかったんですけど、リリーフも素晴らしいピッチングしてくれましたし、バックの守りもそうだし、皆に勝たしてもらいましたね」とリードを守った仲間への感謝を口にした。

 日米通算勝利数については「うれしいですよ」と率直に話した。「先日(黒田と)たまたま会ってあいさつできた。先週勝てなかった時も、多分黒田さんの名前が(報道などで)たくさん出たから連絡くださって。ここ最近、黒田さんを近くに感じてたんで、並べてよかったですね」と明かし「『もうはよ(記録を)抜いてくれ』みたいな感じで連絡受けて、いやいやいや、と思いながら(笑い)」と笑みも見せた。