第97回選抜高校野球大会第8日第1試合が、25日に甲子園で行われ、智弁和歌山がエナジックスポーツ(沖縄)を9―4で破った。
2戦連続の2ケタ安打を放つなど、この日も打線が活発だった。まずは初回一死三塁から3番・山下の二ゴロの間に先制すると、2点リードとなった3回には3連打で追加点を奪取。3点リードの4回には2つの暴投の間に2点を奪うなど一挙4点をもぎ取り、相手を突き放した。中谷仁監督(45)は、「打つ方はよく頑張ってくれましたね。低めのボールをどれだけ我慢できるか、入りの変化球をどんどん打っていきたいと思っていたので。勝つことができてよかったです」と目を細めた。
投手陣も先発・渡辺(3年)が4回3安打2失点の粘投を見せ、2番手・田中(3年)も2回を無失点で切り抜けた。最後は3番手・宮口(3年)が3回2失点でしのぎ、相手の反撃を許さなかった。
一方で、対峙したエナジックスポーツは、〝ノーサイン野球〟で注目を集めていたが、指揮官は「向こうの監督さんがサイン出してても、僕らは何の攻撃してくるかわからないんで」とキッパリ。その上で、積極的な走塁を仕掛けられたことから「バッテリーはやりにくさを感じながらやってるのかなって。いつもとは違うバッテリー、内野陣の雰囲気だったので、勉強になったというか、いい経験値をいただけました」と振り返った。
6年ぶりとなる準々決勝(26日)では、昨秋の神宮大会準V・広島商とぶつかる。












