タレント兼プロレスラーの赤井沙希(32)が19日、都内で開かれたDDTの記者会見に出席。11月24日の東京・後楽園ホール大会から始まる七番勝負「おきばりやす」第1戦で対戦する藤本つかさ(36=アイスリボン)と舌戦と繰り広げた。

 藤本は、いきなり「七番勝負は期待されている新人か、くすぶっている中堅がやるもの。(デビュー6年目の)赤井選手はどっちですかね?」と先制パンチ。さらに「きれいで、スタイルもいい、試合もきれい。でも、華のある赤井選手は見慣れているんじゃないですかね? 見慣れているってことは飽きられていることだと思います。私は華のある赤井以外の赤井沙希を見たいです」と挑発した。

 ここで、赤井の怒りが爆発するとみられたが…なぜか「おっしゃる通りだと思います。中堅と言われても仕方ないです」とあっさり藤本の言い分を認めた。ただ、譲れないものもある。自身の「美」については「華があって何が悪いんですか? 華があったほうがいいと思うので、華を咲かせながら、ベルトにも挑戦できる選手になりたい」と反発。さらに「壁を乗り越えたら、私はすごいことになると思います」と必勝を誓った。

 赤井は、昨年度の東京スポーツ新聞社制定「プロレス大賞」女子プロレス大賞受賞者を相手に、有言実行を果たせるか。いきなり正念場だ。