DDDT31日の後楽園大会で、シングルトーナメント「KING OF DDT」の決勝戦が行われ、〝バカサバイバー〟こと青木真也(43)が初優勝を果たした。
1回戦でKANON、2回戦でHARASHIMAを撃破した青木はこの日第1試合での準決勝で鈴木みのると対戦。関節技と絞め技の応酬となったが、最後は青木がヨーロピアンクラッチで3カウントを奪った。
そして迎えたメインの決勝ではMAOと対峙だ。ゴングが鳴らされると、流れるような関節の奪い合いを展開して観客にため息をつかせる。中盤にはMAOの鋭い打撃を受けたかと思えば、コーナーに登ったMAOに雪崩式で腕十字固めをしかけたり、ローリングクレイドルからニーロックを決めるなどケンドー・カシンをほうふつとさせる動きで応戦。最後はMAOの怒とうの押さえ込み攻撃を切り返し、エイオキクラッチで3カウントを奪った。
試合後、MAOと握手で健闘を称え合った青木は、直後に敵軍セコンドのビエント・マリグノを呼び止めて「いつまでかましてんだよ。知ってんだぞ。みんな知ってんだよ。なんか言ってみろよ」と問いかける。この言葉に、確かに言われてみればどこかで見たことがある気がする体型のマリグノは「ウー!」とだけ応じた。
続いて青木はKO―D無差別級王者の上野勇希を呼び出し「好きです。よろしくお願いします」と挑戦を表明だ。上野からも「奇遇ですね、僕も大好きです。僕たちは青木さんを愛しています。ファミリーです。だから挑戦してきてくれるのはうれしい」と受諾され6月28日の東京・後楽園ホール大会での王座戦が決定した。
その後、コメントスペースで青木は「ビエント…あのヤロー、わかってねえとでも思ってんのか。めくってやるからな」と声をしゃがれさせる。さらに雪崩式の腕十字固めや回転してからのニーロックについて「試合中に〝亡霊〟がついてきた。卒業したはずだけど…。今年中に断ち切りたいよ」とニヤリ。
最後は「中嶋勝彦の自主興行にご祝儀出場するためにも負けられなかったからな。この優勝を捧げてくるよ! とは言ってもその中嶋は…(以下略)」と意味不明なことを口走ると、この日3試合目となる池本誠知戦に向けて足早に大阪へ向かうのだった。













