米国・AEWの「AEW DYNAMITE」(バージニア州リッチモンド)が3日(日本時間4日)に放送され、AEW女子世界王者の〝毒蜘蛛〟テクラ(33)が、女子プロレス「スターダム」を侮辱した。

 度重なる素行不良により、昨年4月27日付でスターダムを解雇された。同年5月からAEWに加入し、スカイ・ブルー、ジュリア・ハートと「トライアングル・マッドネス」を結成して暴れまわってきた。今年2月にはクリス・スタットランダーから世界王座を強奪し、AEW女子の頂点に君臨している。

 この日はスカイとジュリアを従えて観客席の通路に登場。マイクで「日本にいた頃、私は〝アイドルキラー〟って呼ばれてた。だって、ああいうぶりっ子で、お行儀のいい〝カワイイ〟小娘たちを見るだけでむしずが走ったんだ。だから私は片っ端から潰していった。そしてそう、私は日本をクビになった。だから、今度は全部、最初からやり直さなきゃいけない」と、古巣のスターダム時代を振り返る。

 その上で世界王者は、AEW&新日本&CMLL&スターダムのPPV「Forbidden Door」(28日、カリフォルニア州サンノゼ)に目を向けているといい、「私はスターダムに戦争を仕掛けるつもりなんかない。スターダムに〝死〟を宣告する」ときっぱり。「もし今のメッセージで十分に伝わらないんだったら…」とし、入場口に置かれたラダーを上った。

 続けて大型ビジョンに映し出されていたスターダムのロゴめがけて、唾を吐きかけた。さらにラダー上で中指を突き立てる傍若無人ぶりだ。AEWと協力関係を結ぶ女子トップ団体への侮辱行為には、リッチモンドの観衆から驚きの声が上がり、現地実況では「プロモーションパートナーであるスターダムには、テクラの行動についておわび申し上げる」と謝罪の言葉が述べられた。

 だがスターダムの岡田太郎社長はさすがに放ってはおけず、自身のXに「下品で、卑怯で、恥ずかしい行為。許せない」と投稿した。テクラがスターダムを解雇になった原因の一つに岡田社長に暴行を働いたことがある。「Forbidden Door」へ向け、遺恨再燃となった格好だ。