まさに倍返しだ。大日本プロレスのBJW認定ストロングヘビー級選手権(5日、横浜武道館)は王者の岡林裕二(39)が関本大介(41)を下してV2に成功した。

 両者の意地がぶつかり合い、頑丈な肉体の衝突音は観客の視線を一点に集中させた。序盤、チョップ合戦から岡林が関本のダイビングボディープレスをキャッチ。そのままボディースラムを浴びせると、負けじと関本はトペ・スイシーダを仕掛けた。

 そのまま白熱した攻防が続き、互いにブレーンバスター、ジャーマンの応酬となる。そして、関本の延髄斬り、ジャーマンで勝負が決まったかに思われたが、フィニッシュを回避した岡林が強烈なラリアートやパワーボムで反撃。最後は王者のアルゼンチン式背骨折りが決まり、ギブアップを奪った。

 死闘を制した岡林は「関本さんは受けて立つスタイルなのに、今回は前哨戦から攻めの関本だった。それで前哨戦は1勝ぐらいしかできなかった」と振り返る。

 その上で「それで火がつきましたね。なにくそという気持ちで、そっちが攻めるんやったらこっちは2倍、3倍も攻めるぞと。全力で戦いました」と充実の表情だった。

 2020年8月にそれまでの〝ホーム〟だった横浜文化体育館での最終興行を行った団体にとって、横浜武道館での興行は今回が初開催。「ここからがスタート」と意気込む岡林は、次期挑戦者について「うちの団体でも他団体でもどんと来いと。俺に勝てると自信があるやつは誰でも来い」と豪語。どんな相手が現れるのか注目だ。