新日本プロレス19日の後楽園大会で、米国・AEWのアンドラデ・エル・イドロ(36)がIWGP GLOBALヘビー級王者の辻陽太(32)に挑戦表明した。

 同王者の辻は当初、5月3日福岡大会でAEWのゲイブ・キッドとのV4戦が決定していた。ところが、ゲイブは12日(日本時間13日)のPPV「AEW DYNASTY」(カナダ・バンクーバー)で試合中に右肩を負傷し、無期限欠場に突入。これを受けて福岡決戦の欠場も決定し、辻の挑戦者は「未定」となっていた。

 そこに名乗りを挙げたのが、今年2月の米国・ニュージャージー大会で辻とのGLOBAL王座戦に敗れたばかりのアンドラデだった。この日の8人タッグ戦で辻が勝利を収めると場内が暗転。VTRでビジョンに映し出されたアンドラデが「辻陽太よ、分かっているだろ。挑戦者にはこの俺がふさわしい。前回の戦いで、俺は負けたわけじゃない。あの試合はお前をどう倒すか研究するためのものだった。ゲイブ・キッドに何があったか知らないが、そんなことはどうでもいい。俺はアイツに(2月大阪大会で)勝っているからな。俺はお前の持つGLOBAL王座に挑戦する」と宣戦布告を繰り出した。

 さらにアンドラデが「このタイトルマッチを米国ではやりたくない。俺は日本で戦いたいんだ。お前のファンどもの前で、お前を沈めたいからな。いつ、どこでやるか決めてくれ。この王座は俺の運命だ」と王座戦の舞台を王者に一任したところでVTRは終了した。

 マイクを握った辻は「アンドラデ、相変わらず決まっててカッコイイな。いいだろう、あんたはふさわしい相手だ。それに米国、日本、2回も世界的なレスラーであるアンタを倒せばこのGLOBAL王座にもハクが付くからな・。5・3福岡でアンタを待ってるぜ。覚悟はいいか?」と、福岡決戦での迎撃を宣言した。

 GLOBAL王座にはゲイブの欠場発表後、タイチもSNS上で挑戦意思を示していた。辻は「俺はアンタ(タイチ)の新日本に対する思い、AEWに対する考え方、全面的に肯定する」としながらも「宣言しただろ? このベルトは新日本が海外で(大会を)やる時、または新日本が外からのレスラーを迎え撃つ時に使うベルトにする。このベルトの存在意義を取り戻すってな。悪いがこのGLOBALにふさわしい相手はアンドラデだ」と説明。「ただ、アンタの考え方、俺は好きだぜ」とタイチに呼びかけて控室へ消えていった。