女子プロレス「マリーゴールド」の林下詩美(27)がワールド王者・青野未来(35)からのベルト奪回と〝最強女子プロレスラー〟の称号を狙っている。

 ワールド王座の前王者だった詩美は昨年10月の両国大会で青野に敗れて王座陥落。半年を経た25日の後楽園大会で、青野の逆指名を受けてのリベンジマッチに挑む。取材に応じた詩美は「2度目のシングルタイトルマッチになるので、どちらが勝っても、もう次はないかなと思ってます。マリーゴールドで語り継がれるような、赤のチャンピオンにふさわしい試合ができたら」と並々ならぬ覚悟をにじませていた。

 王座陥落後は、再起をかけて岩谷麻優のGHC女子王座に挑戦(1月、後楽園)するも惜敗。この半年間を振り返り「結果をこの期間で残せていない時点でプロレスラーとしてはスランプと言われてもしょうがない状況ではあると思います」と唇をかむ。それでも「ベルトはありませんでしたが、私は私らしく私の道を歩んできたつもり」と前を向き「やっぱりあのベルトが一番似合うのは林下詩美。なぜなら私が一番強いからです」と決意を新たにした。

 ベルト奪取後の展望としては「正直マリーゴールドの中にこの赤いベルトをかけて戦える人が何人いるかと考えたら、すごく少ない」と他団体での防衛戦構想をぶち上げ。候補としてはマーベラスの彩羽匠、センダイガールズの岩田美香の名前を挙げる。「林下詩美が女子プロレス界のトップだと証明していきます」と夢を語った。詩美と彩羽のワールド、GHC王座をかけた2冠戦(25年7月後楽園)は、56分15秒の大激闘となった。赤いベルトを奪還して〝完全決着戦〟を実現することはできるか。