大日本プロレス31日の後楽園ホール大会でBJW認定デスマッチヘビー級王座戦が行われ、王者の伊東優作(33)が挑戦者の高橋匡哉(39)を下し初防衛に成功した。

「月光闇討ちデスハロウィンナイト」と銘打たれたこの試合はなんと会場の照明を落とした暗闇の中で行われた。伊東は顔面に真っ青な蛍光塗料を塗って登場した。

 ゴングとともに暗転した会場では蛍光灯が破裂する音、パイプイス同士がぶつかる音だけが断続的に聞こえていた。そんな中、伊東の顔面はほんのりと光っていた。場外ではこの日のために建てられた巨大パイプイスタワーに高橋を激突させて大ダメージを与える。高橋からもリングで豪快なスピアーを返され両者一歩も譲らない。

 一進一退の攻防の中、伊東は巨大な蛍光灯での攻撃をミスト噴射で迎撃すると、その蛍光灯を奪って高橋の脳天へ直撃させる。最後は必殺の狂蛸デストロイヤーで3カウントを奪った。

 試合後マイクを握った伊東は「はじめてですけれども、やっぱりチャンピオンとしてのオーラが頭から光って出ちゃってましたね」と人生初の暗闇マッチ振り返った。対角に立った同期の高橋に対しては「まだまだ防衛するので次は明かりをつけた状態でお願いします」と再戦を約束していた。

 最後は「俺たちはまっとうに戦い続ける。血を流してあなたたちが少しでも喜んでくれたら、俺はめちゃくちゃ幸せです。これからも大日本プロレス、いやデスマッチをよろしくお願いします」と叫んで大会を締めていた。