外傷性頸椎損傷と診断され、欠場していた〝マッスルモンスター〟関本大介(44=フリー)が27日の大日本プロレス後楽園ホール大会で約2カ月ぶりの復帰戦、さらに6月末に退団してフリーとなってからの初戦を白星で飾り、50歳で引退する意向を明らかにした。

 5月29日の試合中に負傷して動けなくなり、救急搬送された関本。「このままどうなっちゃうんだろう、という恐怖はあった」といい、一時はベンチプレスで挙げていた最重量が180キロから140キロに落ち込むなどしたが経過は良好。2カ月で復帰を果たし、大門寺崇と組んで伊東竜二、アブドーラ・小林組を迎え撃った。ゴングが鳴ると、負傷とブランクの影響を感じさせない持ち前の怪力を発揮。最後は自らラリアット2連発で小林を仕留めた。

 試合後は伊東からは復帰を祝われたが、小林からは26年間所属した大日本を離れたことで「やめた人間を何人も見てきたからな、流す涙もなくなっちまった」などと手荒いメッセージを送られた。それを正座しながら聞いていた関本は「2度と会えない訳じゃないですからね、また帰ってきていいですか」と、再び大日本のリングに上がる希望を語ると、観衆からは大きな拍手が送られた。

バックステージで今後について語った関本大介
バックステージで今後について語った関本大介

 そして、バックステージでは「50歳になったら引退します」と明言。戦国武将の織田信長が好んだ言葉「人生50年」に影響され、プロレスを始めたときに決めていたことだという。「実際、体力も落ちてきているし、痛いところ、体の不調も出てきている。50が限界かもしれない」とも明かした。

 フリーとして活動する残り6年のプロレス人生は「いろんなところに出場したい。いろんな選手と肌を合わせたい」と希望する。だが、海外参戦については「娘がいるので。家族を置いておいては行けない」と否定。今後のスケジュールは未定で、「オファーを待っている?まあそうですね」と語った。