全日本プロレス19日・大阪大会の「チャンピオン・カーニバル2026(CC)」Aブロック公式戦で、安齊勇馬(26)が3冠ヘビー級王者・宮原健斗(37)と時間切れ引き分けで初白星を逃した。
12日の開幕戦で潮崎豪に敗れて黒星発進となった安齊は、2戦目で宮原と対戦。昨年大みそかには3冠に挑んで負けているだけに、そのリベンジも狙って相対した。序盤は打点の高いドロップキックや場外での鉄柱攻撃などでペースをつかむと、ロープの反動を利用しつつ王者の顔面に踏みつけ攻撃を見せる。
ところがこの屈辱で宮原の怒りに火が付き、安齊は猛反撃をくらう。ここから頭突き、顔面蹴り、逆エビ固めなどを受け続ける苦しい時間が続いた。これをなんとか耐え抜くと徐々に反撃。反り投げやフェースロックでダメージを与えた。
その後、一進一退でエルボー合戦を繰り広げるなど、両雄は一歩も引かない。安齊は雪崩式人間風車を繰り出すが、宮原からはラリアートやブラックアウト(ヒザ蹴り)を返される。安齊はジャンピングニーで仕留めにかかるが、3カウントは奪えず。最後はギムレットを狙うも脱出され、宮原のシャットダウンスープレックスを踏ん張ったところでゴングが鳴らされ、時間切れ引き分けとなった。
試合後、1敗1分けとなった宮原が「引き分けか。負けてないから。締めてもいいかな」としつつ今後の巻き返しを誓って歓声を浴びると、安齊も続いてマイクを手にする。そして「負けてないなら俺がマイクを持つ権利、あるよな」と不敵に話した。
同じく1敗1分けと好発進とはならなかったが「今年のCC、大田区で優勝するのは、この俺だ。今年の春、でっけえトロフィーもその他話題も全部俺のもんだ。だから、今年の春は俺から目を離すなよ。俺との約束です」と誓った。
その後、コメントスペースでは「スーパースター、そして3冠王者の宮原健斗と引き分け。勝ち点1もぎ取っただけ、いいんじゃないか?」と自らに言い聞かせるように話す。続いて23日の東京・新宿フェイス大会での真霜拳號戦に向け「何回も真霜拳號の試合を見て、純粋なプロレスファンに戻って〝マジですげえ〟って思っていた。そんな真霜拳號とのCC公式戦、今からメチャクチャ楽しみだよ」と力を込めた。
ほかのAブロック公式戦はオデッセイが羆嵐に勝って勝ち点4。タロースが潮崎に勝って勝ち点2とした。













