新日本プロレスの極悪軍団「ハウス・オブ・トーチャー(H.O.T)」を率いる成田蓮(28)が15日、〝炎の飛龍〟藤波辰爾(72)に無法要求を突きつけた。ドラディション5月22日後楽園大会で藤波とのシングル戦が発表されているが、記者会見をボイコット。改めて試合も欠場するスタンスを示すと同時に、非現実的すぎる〝代役〟を指名した。

 対戦カード発表時から「行くわけねえだろ」とドラディション参戦を拒絶していた成田は、当然のように会見にも姿を現さなかった。藤波は「これ…マジ?」と絶句したのち「俺が一番嫌なことをされた」と怒りをあらわにした。

 するとその夜、けたたましく鳴った記者のスマホには極悪非道な「蓮」の1文字が…。日中は一体何をしていたのか問われた成田は「会見? 知らねえよ。こっちは城巡りで忙しいんだ」と、いかに大の城好きとして知られる藤波でも許してくれなそうな欠席理由を明かした。九分九厘ウソだ。

 成田のスタンスはもちろん不変で、試合そのものもボイコットするつもりだ。藤波からは「そんなことをやってしまったら彼自身のレスラーとしての品が問われるでしょう」と釘を刺されたが「勝手に試合を発表する方がよっぽど品がねえだろ。こっちは最初から行かねえって言ってるんだ。ゴタゴタ言ってねえで、代替カード用意しとけ」と譲らない。

 さらに成田は「俺に『闘魂を叩き込む』とか言ってたけど、余計なお世話もいいところ。そんなに闘魂を叩き込みたいんだったら、ゲイブ・キッドにでも叩き込んでやってくれ」と代役に今年3月に米国・AEWに移籍したゲイブを指名した。なおゲイブは右肩負傷による無期限欠場が発表されたばかりで、出場が予定されていた新日本プロレス5月3日福岡大会も欠場となったばかり。5・22後楽園までの復帰は絶望的で、代役指名はあらゆる方面への嫌がらせでしかない…というか仮に復帰できたとしてドラディションに上がる道理もない。

「それも無理なら、せいぜい藤波とLEONAで、誰も見たくない親子ゲンカでもやってろ。どうせ(同大会でLEONAと対戦予定の高橋)裕二郎も出ないんだからな」と最後まで言いたい放題のまま一方的に通話は終了。現日本マット界一の極悪人とレジェンドによる異色対決は、本当にこのまま消滅してしまうのか…。