〝炎の飛龍〟藤波辰爾(71)が14日、主宰する「ドラディション」後楽園ホール大会で新日本プロレスの前IWGP世界ヘビー級王者のザック・セイバーJr.(38)と一騎打ちで対戦。激闘の末に敗れるも生涯現役へのこだわりを明かした。
2007年12月の後楽園大会以来、約18年ぶりに「無我」を冠した大会で実現したザックとの一騎打ちで、藤波は怒とうの猛攻を仕掛けた。代名詞のドラゴンスクリューから足4の字固めに捕獲。さらにはドラゴンスリーパーで勝負に出たが、これを切り返されると最後はザックドライバーで沈められた。
敗れたものの、71歳とは思えぬファイトで会場を沸かせた藤波は「体力の続く限り、リングに立ちたいなって。引退の2文字は見えません」と力強く宣言した。多くの後輩たちがリングを去って行く中で、戦い続けるのには理由がある。
取材に対し「ある程度キャリアのある選手の選手寿命を延ばしてやってるわけだからね、先陣を切って。みんなが好きでプロレス入ってるのに、まだまだ戦えるのに道半ばで辞めていくというのは、あまり感心しないんでね、俺は。自分が決めたんだったらいいけど、まだやりたい選手はいっぱいいたんじゃないかなって」と、自身が現役を続けることが下の世代へのエールになると強調した。
来年はデビュー55周年という驚異的な節目を迎える。「大阪も福岡も来てくれって話もあるし、55周年だからできれば地方も回りたいなというのはあってね。なんせ周年というのは(前例が)ないしね、誰も」と破顔一笑。ドラゴンの戦いは、まだまだ終わらない。













