新日本プロレス「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア(BOSJ)」(5月14日、後楽園で開幕)で連覇を狙う藤田晃生(23)が、偉業達成後の野望を明かした。昨年大会では史上最年少優勝を果たしながら、IWGPジュニアヘビー級王座(現王者はDOUKI)には手が届かなかった。新たな「新日ジュニアの顔」を目指す藤田が見据えるのは、大阪城ホール大会(6月14日)のメインイベントだ。
前年度覇者として連覇を狙う藤田は、Aブロックにエントリー。同ブロックは初出場の葛西純など多彩な顔ぶれがそろったが、気になる選手にはあえてマスター・ワトの名前を挙げる。
「潰してやりたいですね、コイツは。バカなのか達観したふうを装ってるのか知らないけど、一歩引いたようなスタンスがムカつくんですよ。ズレてるし、去年のBOSJで負けたのに悔しそうにしてないのも含めて、気色悪いですね。今のジュニアに対して何も考えてない」と辛辣な発言を連発した。
高橋ヒロムが2月に退団したこともあり、団体は過渡期を迎えている。藤田は「すごい選手はたくさんいますけど、高橋ヒロムが抜けて、(エル)デスペラードがベルトを落として、DOUKIが王者になって…。誰が引っ張るのかとなった時に『ジュニアと言えば』って選手がボヤッとしちゃってるのが悔しいんで。ここでもう一発ブチ上げて、新日ジュニアの象徴になってやろうかなと」と決意表明し、必勝の十字架を背負った。
昨年大会では優勝後に「葛西純の方向を向いたエル・デスペラードには興味がない」として、当時のIWGPジュニア王者デスペラードと葛西の王座戦を待つことを選択。結果的に7月後楽園大会でデスペラードに敗れてベルト奪取を逃したが、挑戦が遅れたことが影響したのか、BOSJ直後の上半期最大のビッグマッチである大阪城ホール大会でもカードが組まれないという想定外の事態も経験した。
藤田は「去年は良くも悪くも白黒つけようとしすぎてたというか、こっちを向いてないデスぺに興味がないというところで、自分の腹を変にくくっちゃってたのかなって。今思えば(自分)らしくないというか」と反省。「大阪城で試合すら組まれなかったってのは今思うと悔しいですし。だから今年優勝したら、大阪城でしか(IWGPジュニアに)挑戦したくないですね。何なら、そこのメインでしかやりたくないくらいです」と青写真を描いた。
くしくも今年の大阪城ホール大会はテレビ朝日系列での全国ネット放送も決まっており、インパクトを残すには絶好の舞台だ。新時代に突入した新日ジュニアの顔となるために、藤田が今年もBOSJを手に入れる。












