新日本プロレスのエル・デスペラードがジュニアの祭典「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア(BOSJ)」(5月14日、後楽園ホールで開幕)へ秘める思いを明かした。互いにリスペクトを公言する〝デスマッチのカリスマ〟葛西純(51)の初参戦など、今大会は多様な話題を振りまいている。終生のライバル・高橋ヒロムが退団して初めて迎えるBOSJへ向け、デスペラードの胸中は――。
Bブロックから2024年大会以来2年ぶり2度目の優勝を狙うデスペラードは「注目してるのは全員だけど、思い入れで言えば金丸義信、佐々木大輔かな。やってもやらなくてもいいやって思ってるのはSHOだけで」と言及。注目されるのはやはり関係性が深く14年ぶりの参戦となるDDT・佐々木とのマッチアップだ。対戦する日程は未定ながら「東京都内だったらワンチャンMJポーさんが乱入してきそうな気がしないでもないけど…。去年MAOちゃんとSHOの試合で新潟まで須見(和馬)君が車で来たように、DDTのあの横と縦の連係感は侮れないなって」と警戒心を強めた。
今大会の目玉の一つとなっている葛西は、もう一方のAブロックにエントリーされた。デスペラードは「ぶったまげたね。シビれるなって。50いくつで初挑戦のもの、初出場のものがあるのって、すげえうらやましいんだよ。どんどん新しいものに挑戦していくエネルギーというのはやっぱり尊敬するよね」と参戦に大いに刺激を受けた様子だ。
葛西とは昨年6月後楽園で「ラストシングル」をうたって対戦しデスペラードが勝利したものの、10年後の再戦を提案され両者の約束事となっていた。「もし決勝(で対戦が実現)となったら約束の前倒しにはなるけど、その時はまあBOSJの決勝ですからしょうがねえでしょって」と笑いつつ「葛西さんとの縁ができたのも(2019年5月の)初対戦の時に俺のアゴが折れてBOSJに穴が空いて、葛西さんがわざわざ見舞いに来てくれてから。そのBOSJに葛西さんがこのキャリアで出てきてくれるのは、なんかいいなあって思うよね」と、何やら運命じみた物語を感じている。
今年2月には長年新日ジュニアの顔として君臨したライバル・ヒロムが退団。ある意味で新日ジュニアが新時代に突入して迎える初のBOSJとなるが、デスペラードは「気にならないっていったらウソになるけど、大丈夫でしょって。誰かがいなくなりゃ誰かが出てくるのがこの世界。じゃあ誰が出てくるのって楽しみだよね」と泰然自若。33回目を迎えるジュニアの祭典が築いてきたブランドへの誇りを胸に、頂へと突き進む。












