ノア12日の名古屋大会で、GHCタッグ王者の内藤哲也(43)、BUSHI(43)組がOZAWA(29)、政岡純(34)組の挑戦を退け、3度目の防衛に成功した。

「ロス・トランキーロス・デ・ハポン(LTJ)」と「TEAM2000X(T2KX)」、そして内藤とOZAWAという日本マット界のカリスマ同士の対決は、互いに一歩も譲らない意地の張り合いとなった。OZAWAのミサイルキックを浴びた内藤は、その場飛びシューティングスタープレスで追撃されて劣勢に。それでもバックエルボー、スパインバスターで反撃し試合の主導権を渡さない。

 その後も一進一退の攻防は続く。内藤は引き込み式エルボーを連発すると、OZAWAをコーナーに乗せて雪崩式フランケンシュタイナーを発射。さらにはスイングDDTで攻め立てる。しかし、コリエンド式デスティーノを防がれると、旋風脚で反撃を許した。

 自身が得意としていたコーナーでのコンビネーションからドロップキック、ビッグベン・エッジと怒涛の猛攻にさらされた内藤は、Real Rebel(コーナーに飛び乗ってのフェニックススプラッシュ)を狙われる。だが、これを間一髪で回避すると、リングに入ったBUSHIがレフェリーの死角から毒霧を噴射。内藤はこの勝機を見逃さず、コリエンド式首固めで技ありの3カウントを奪ってみせた。

 納得がいかないOZAWAからは試合後のリング上で「こんなの! こんなのノアの戦い方じゃなーい! LTJはやっぱりノアには必要ない。だから我々T2KXのメンバーがLTJ4人、全員ぶちのめすことが決定いたしました。おい内藤! お前、俺とシングルで勝負しろ」と一騎打ちを要求された。

 これに内藤は「なに、OZAWA君、俺とシングルマッチをやりたいんですか? まあでもさ、俺の答え、もちろん分かってるでしょ? 俺の答えはもちろん! トラン…」と決めゼリフを言いかけたところで思いとどまり「いや、俺さ、OZAWAと戦うの好きなんだよ。毎日楽しくてさ、今日もウキウキしながら会場に来たよ。シングルマッチ、やりたいね。やろうか」と受諾する。

 OZAWAから「決めました。5・2、両国国技館大会で私OZAWAと内藤哲也のシングルマッチ、決定いたしました。我々T2KXのメンバーが、貴様らLTJのメンバーにプロレスリング・ノアの戦い方を教えてやる」と舞台を両国大会に指定された。

 バックステージで内藤は「俺とシングルマッチ、1対1で遊んでほしいの? どうしようかなって考えようとしたけどさ、いいよ。やろうよ。俺も楽しいからさ。今度はシングルマッチ、両国なのかな? 両国国技館で彼と向き合えるその日を楽しみにしてるよ」とニヤリ。大一番で実現する〝カリスマ対決〟は大きな注目を集めそうだ。