NPB斉藤コミッショナーが有観客キャンプの意向示すも…沖縄623人感染で「厳しいかも」の声

2022年01月06日 00時16分

斉藤惇コミッショナー(東スポWeb)
斉藤惇コミッショナー(東スポWeb)

 あくまでも「有観客キャンプ」の基本方針に変更はないようだ。プロ野球の斉藤惇コミッショナー(82)はNPB(日本野球機構)の仕事始めとなった5日、今年2月に沖縄、宮崎等で行われるプロ野球の春季キャンプについて「政府関係者や地方自治体とよく相談し、できるだけお客さんに入っていただいて粛々と開催させていただけたら」と語った。

 しかしこの日、沖縄県では623人の新規感染者が確認されるなど変異株「オミクロン株」の市中感染の広がりを背景に拡大ペースが急加速している。政府も新型インフルエンザ対策特別措置法に基づくまん延防止等重点措置を沖縄県に適用する方向で調整に入った。同コミッショナーは同県の現状に「大変なことになっている」と懸念を口にしながらも、昨年はコロナ禍で史上初の無観客となった春季キャンプを今年から2年ぶりに通常の有観客へ何とか戻したい意向をあらためて示した。

 一方、政府が水際対策の強化を図っている中、外国人選手の新規入国が困難な状況となっていることに関しても斉藤コミッショナーは「キャンプから(参加)というのは時間的にできるか分からないが、シーズンは最初から出られるようにしてあげないと。大きな問題。早速取りかかっていく」と述べ、早々に対応へ乗り出す姿勢を露にした。

 だが、沖縄県内で春季キャンプを行う球団の間からは「さすがに、このまま感染のハイペースに歯止めがかからなければ有観客は厳しいかもしれない」「そもそも平穏無事にキャンプができるのだろうか」「何とか奇跡的に収束してほしい」などと不安の声や祈るような思いを口にする言葉も飛び交い始めている。

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