DeNAは20日、巨人戦(横浜)で2―3と逆転負け。今季カード最終戦を白星で飾れなかった。これで引き分けを1つ挟んで3連敗となり、借金は今季最多の19。この日試合がなかった5位・中日とのゲーム差も2・5に拡大した。

 先発の上茶谷は5回3安打5四球2失点。2―2のタイスコアからバトンを継いだ2番手・大貫が7回に丸の勝ち越し弾を許し、そのまま逃げ切られた。打線は初回に牧、宮崎の連続適時打が飛び出して2点を先制したが、2回以降は追加点を奪えずゼロ行進。泥沼の10連敗にあえいでいた巨人に白星を献上し〝ストッパー役〟となってしまった。

 試合後の三浦大輔監督(47)は「追加点ですね。その後、点が取れなかったということだと思います」とコメント。上茶谷については「ちょっと本人も苦しみながらリズムに乗り切れないところもあったが、その中で何とか粘って踏ん張ったと思う」と評した。最後は「残り3試合だが、勝ち星を見せれるように、いい試合を見せれるように頑張りたい」と自らに言い聞かせるように前向きな言葉で締めていた。