DeNAは12日の阪神戦(甲子園)に3―4で悪夢のサヨナラ負け。引き分けを挟んでの連敗は4にまで伸びた。

 3―0のリードから必勝を期し、最終回のマウンドに送られた守護神・三嶋が誤算だった。3点差を追いつかれ、なお二死一、三塁から大山に中前打を献上。この回計6安打を浴び、リードを守り切れなかった。

 球審のストライクゾーンと最後まで相性が合わなかった。最も悔やまれるのは3―2で迎えた二死一、三塁の場面。カウント0―2とマルテを追い込んでから投じた3球目だ。外角寄りに決まったかに見えた153キロ直球は、惜しくもボールと判定。この1球さえ決まっていれば勝ちを拾えたはずだが…。

 劇的なサヨナラ勝利に湧く虎党とは対照的に、ベイ党は〝疑惑の判定〟に怒り心頭。「あれはストライクだろ!」「誤審ってレベルじゃないよな…」と、SNS上には〝恨み節〟が噴出している。