【オールスター】阪神投手陣からは〝ブルペンの要〟スアレス、岩崎が初選出「塩対応」を見せたのは…

2021年06月28日 17時33分

会見で初出場の喜びを語ったスアレス、岩崎(左から)
会見で初出場の喜びを語ったスアレス、岩崎(左から)

 マイナビオールスターゲーム2021(7月16日=メットライフ、17日=楽天生命)のファン投票結果が28日、発表された。 

 セ首位の阪神で投手陣からはブルペンを支える2人が選ばれた。守護神のロベルト・スアレス投手(30)は来日6年目で初の球宴出場。会見では「うれしいです。ファンの方々に選んでいただいて。自分のこれまでの活躍がこういう場に表れたのかなと思います」とコメントした。抑え投手部門で27万7323票とリーグ1位の得票となり、喜びもひとしおだ。

 30試合で22セーブ、防御率0・60と脅威の安定感は今や「リーグナンバーワンのクローザー」として呼び声も高い。

 2015年にソフトバンクへ入団。しかし17年に右ヒジを手術するなど故障に見舞われ、19年限りで退団。20年からは阪神に活躍の場を求め、中継ぎから守護神の座を勝ち取った末「球宴選手」にまで上りつめた。

「もちろん難しい状況もありましたけど、継続をして続けていくことがずっと大事だと思っていた」と、これまでの苦労を感慨深げに振り返った。

 故障から復活を成し遂げ、大ブレーク。最大の武器になっているのは8日の日本ハム戦で球団史上最速値を更新したマックス163キロの剛速球だ。

「出たらうれしいけど、意識は持っていないよ。やっぱりゼロに抑えていくことが重要だけど、何かしたいとは思っています。できればセーブがつく場面で投げたい。それが、セのためにもなる」と謙虚な言葉を口にし、球宴の夢舞台では〝全セの守護神〟としてマウンドに立つことを熱望していた。

 一方、猛虎のセットアッパー・岩崎優投手(30)もプロ8年目で球宴初出場を決めた。今季もチームの「8回の男」として29試合に登板し、防御率2・84、19ホールドとフル稼働。首位を走るチームに欠かせない存在となっている。虎党からだけでなく今やその実力はリーグ屈指の存在として万人から認められており、それが証拠にファン投票で20万4076票を集めた。

 初の球宴切符には「すごくありがたいことだなと思います」と淡々とコメント。〝寡黙な仕事人〟は晴れ舞台への出場機会をゲットしても、独特なキャラを変えるつもりがないようだ。

 その後も「印象に残るシーンは?」と問われ「すぐには浮かばないです」とひと言。「対戦したい選手は」との質問にも「そこまで考えたことないですけど、楽しめたらいいなと」。さらに「他チームの誰と話をしたいか」と聞かれ「コミュニケ―ションが得意なほうではないので、まあ、いろんな人と話せたらいいなと思います」と淡泊に答えた。

 試合後のコメントは「0点で抑えることができてよかったです」と口にするのが、すっかりおなじみとなっている。阪神側からも岩崎の「塩対応タオル」がグッズ化されるなど今や寡黙キャラは〝球団公認〟となっている。

 球宴舞台でも「脇役狙い」で、きっちり仕事を果たしたいところだ。

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