令和のマシンガン打線がこの日2度目の大爆発だ。

 DeNAは7日の阪神戦(横浜)の7回に一挙5安打の猛攻で虎投手陣に襲いかかった。

 4回にも打者一巡の猛攻で4点を挙げたが、6―6の7回には先頭のタイラー・オースティン外野手(29)が4番手・小林の直球を左翼席へ勝ち越し5号ソロ。球場のトラックマンデータによると打球速度は171キロを記録した強烈な打球(昨季の平均打球速度は161キロ)が号砲となった。

 さらに一死後、宮崎と嶺井の連続適時二塁打で3点を追加。二死後、桑原がこの日2本目の適時二塁打で突き放した。

 オースティンは「感触は良かったのですが、少し上がり過ぎたのでスタンドまで届くのか不安でしたが、ホームランになってくれてうれしいです」と興奮気味だった。試合は12―6でDeNAが打撃戦を制した。