DeNAの浜口遥大投手(26)が5日、中日戦(バンテリン)で先発マウンドに立ち6回95球、3安打1四球無失点8奪三振の好投を見せ、今季2勝目を飾った。

 序盤からテンポのいい投球で緩急をつけながら中日打線を翻弄。5、6回と走者を三塁にまで進めたものの連打を許さず、本塁も踏ませなかった。両軍無得点で迎えた7回にまず代打・桑原が先制タイムリー、そして浜口に代わって打席に立った山下にも連続適時打が飛び出し、一挙4得点を奪って突き放しに成功。その後はバトンを託されたリリーフ陣も無失点リレーでつなぎ、リードを守り切った。

 降板後の左腕は「調子自体は良かったです。両サイドに上手くストレートを投げ分けることができ、変化球も低めに集められました。嶺井さんが上手くリードしてくれたのでリズムよく投げることが抑えることが出来ました。野手の方にも助けてもらい感謝しています」とコメント。

 チームも4―0で勝利し、これで3カード連続の勝ち越し。依然として借金12でリーグ最下位だが、ようやく今季10勝となり、少しずつ白星を積み重ねている。