ソフトバンク逆転勝ち モイネロ今季初の回またぎで楽天の〝息の根〟止めた!

2020年10月01日 21時52分

7回からマウンドに上がったソフトバンク・モイネロ

 首位ソフトバンクは1日の楽天戦(楽天生命)に4―1で逆転勝ち。先発の石川柊太投手(28)が7回途中1失点と好投。3試合連続クオリティースタート(6回以上、自責点3以下)を果たし、5試合ぶりの7勝目を挙げた。

 石川はじっと援護を待ち続けた。味方打線が楽天先発・岸の前に6回まで1安打と封じられ、無得点。投手戦の中、石川は4回に島内に一発を浴び、先制点を許したが、味方打線を信じて腕を振り続けた。

 そして7回、鷹打線がこの日からリリーフに配置転換された2番手・松井に襲いかかった。先頭・グラシアルが8球粘って四球を選び出塁。一死一塁から打撃復調気配の栗原が同点二塁打を放った。なお、一死三塁で、勝機とみたベンチが動く。続く甲斐が3球目をスクイズ。これが決まって勝ち越しだ。

 この日、デスパイネが登録抹消。5番左翼で出場した前日の試合後、古傷のヒザに痛みを訴え、朝は激痛で動けず、工藤監督とはベッドの上で会話したほどの状態で、長期離脱の可能性もある大砲を襲った突然のアクシデントだった。打線の迫力不足は否めなかったが、そんななか、終盤に意地を見せて試合をひっくり返した。

 さらに工藤監督は7回二死一、二塁から「8回の男」に君臨するモイネロを投入。今季初の回またぎ起用で楽天の息の根を止めた。「我々には勝たなければならない理由がある」。指揮官の言葉に思いが詰まっていた。