中日・大島が通算1500安打 プロ野球127人目

2020年08月18日 20時56分

通算1500安打達成のボードを掲げる大島

 中日・大島洋平外野手(34)が18日のヤクルト戦(神宮)で6―3の8回先頭で迎えた第5打席に大下から遊撃への内野安打を放ち、プロ野球127人目となる通算1500安打を達成した。一塁ベース付近で記念ボードを手にした大島には両軍ファンから惜しみない拍手が送られた。「あと2本」で1番打者として臨んだこの日は第1打席に左前打で王手をかけ、2回の第2打席以降は四球、一ゴロ、四球だった。

 1年目の2010年3月26日の広島戦(ナゴヤドーム)で初出場。翌日の同カードでジオから初安打を放ち、11年かけて積み重ねてきた安打は節目の1500本に達した。1364試合での到達は、大学と社会人を経てプロ入りした選手では1309試合の谷佳知(巨人)、1362試合の和田一浩(中日)に次ぐ3番目の速さ。ただ、大島にとっては「1500安打というもの自体をあまり意識してきませんでした。毎年毎年、1年で何本打てるかを考えてきました。1500は頭の片隅にあった、という感じ」。まだまだ続く現役生活の通過点でしかない。

 年齢的にはベテランの域に達した。昨季は断酒して臨み、全143試合に出場して最多安打のタイトルを獲得。キャリア2度目の30盗塁も達成した。今季は気分転換も兼ねて「ちょこちょこ飲んでいる」そうだが、新型コロナウイルスによる様々な制約や、1番か2番か定まらない打順の中でもコンスタントに結果を残している。

 次の節目は、いよいよ2000安打になるが、個人記録には「現役を終えたときに振り返ればいいのかな、と思います」とのスタンス。大切にしているのは「試合に出続ける」ことだ。体のケアをしてくれるトレーナーをはじめとした裏方さんや、丈夫な体に生んでくれた両親、日々のサポートと応援を惜しまない家族への感謝を胸に、大島はまだまだ突き進む。