ヤクルト 奥川を“過保護”調整へ

2020年01月24日 16時30分

バント練習で笑顔を見せる奥川

 金の卵は大事に育てる。ヤクルトのドラフト1位ルーキーの奥川恭伸投手(18=星稜)が23日に、埼玉県戸田市の球団寮に隣接する室内練習場で新人合同自主トレに参加。ノースロー調整は続いているものの、この日は投球動作の確認を行った。 他の選手がタオルを使ったシャドーピッチングをする横で、ゆったりと投球動作の途中までフォームを繰り返し行った。奥川は「確認したことですか? いろいろです。(フォームの)感覚は投げてないのでわからないですね」と話した。

 そんな奥川は今後は“過保護”調整となりそうだ。東京都内の球団事務所で行われた一、二軍監督、コーチミーティング後に高津監督は「奥川はファームスタートです」と明かし、二軍の宮崎・西都からのスタートが正式に決定した。

 指揮官は「現時点でノースローの調整が続いていますので。段階をしっかり踏んで投げる準備をしっかり作ってそこから徐々に始めてくれたらそれでいい」とし「現実的に2月の間に一軍に呼ぶということはない」とも断言した。

 ここまで慎重になる理由をヤクルト関係者は「奥川はヤクルトの選手というだけでなく、球界の宝になり得る選手。うちはケガ人も過去に何人かいるし、慎重にやってもやりすぎるということはない」と説明。じっくり時間をかけて卵を“孵化”させていく。