東京女子プロレス8日後楽園大会のプリンセス・オブ・プリンセス選手権試合は、挑戦者の中島翔子(35)が荒井優希(28)を破り、王座奪取に成功した。

 序盤、体格差のある荒井を相手に、関節技でじっくりと攻めた。一方荒井からは、間合いを取ったアリキックやインディアンデスロックに苦しめられた。何度もビッグブーツを決められ、場外へのトペ・スイシーダもブーツで迎撃されてしまった。

 場外でも痛めつけられた中島だったが、リングに戻ると619で反撃。エプロンの荒井にダイビング・セントーンをさく裂させる。その後も白熱した戦いを繰り広げた。中島は、コーナーから雪崩式変型ブレーンバスターでぶん投げられても、DDTで切り返し、荒井のファイナリー(かかと落とし)は捕らえてノーザンライト・スープレックスをお見舞いした。技の応酬が続く中、粘り抜いたのは中島だった。フルネルソンバスターを抵抗し、619をズバリ。最後はダイビング・セントーンで荒井を沈め、3カウントを奪った。

 試合後には「私は荒井ちゃんを尊敬してます。だから今日は私の勝ちだけど、またもう1回やりたいからこれからも頑張ろう」と荒井をたたえ、ハグを交わした。また、渡辺未詩、ハイパーミサヲによる次期挑戦者決定戦を行い、その勝者と2027年1月4日・後楽園大会で初防衛戦を行うことも決定した。3度目の戴冠に成功し「2人も戦いたいって言ってくれるのは幸せな人生ですね。いいチャンピオンロードになりそうだ」と誇らしげな表情を浮かべ、大会を締めくくった。