ソフトバンクは2日の日本ハム戦(エスコン)を1―1で引き分けた。優勝へのマジックナンバーは変わらず「18」。先発の上沢直之投手(32)が8回1失点の好投を見せたが、打線が援護できず。それでも救援陣が粘り、ドローに持ち込んだ。

 上沢は直近2登板は白星なし。いずれもチームは敗れていただけに「どんな形でもいいのでチームが勝てることが大事。その確率を上げれるように」とマウンドに上がった。この日は変化球を主体とした組み立てで相手打線に的を絞らせず。4回に田宮にソロ本塁打を献上したものの、7回まで1失点に抑えた。

 最大の山場は8回。一死満塁と絶体絶命のピンチを背負うと、バッテリーは〝フォーク攻め〟を選択。後ろにそらせば1点という状況だったが、「(フォークを)止めてくれるので投げ切れる」と山本祐も必死のブロッキング。清宮幸、カストロから2者連続三振を奪うと右腕は雄たけびを上げて感情を爆発させた。123球を投じて8回7安打10奪三振。小久保監督は「一死満塁から上沢がよくしのいだ」と語り、8回を任せた理由については「同点なら(相手先発・達との)決着をつけさせようと」と説明した。

 打線は2安打と沈黙も耐え忍んでのドロー。連敗となれば痛恨だっただけに、指揮官は「よく引き分けた」と前を向いた。