巨人は2日のDeNA戦(京セラ)に延長10回、1―2で惜敗した。大阪で行われたDeNAとの2連戦は1勝1敗。チームは休養を挟み、4日から広島・マツダへと戦場を移す。

 体調不良のため先発登板を回避した井上に代わって、急きょ先発した西舘は自己最多を更新する10奪三振をマーク。6回無失点と先発の役割を十分に果たしたが、打線は主力の不在を埋め切れなかった。この日は4番を務めるダルベックがベンチメンバーから外れ、前日に決勝犠飛を放った石塚もベンチスタート。今季初スタメンの萩尾、ティマら新顔を起用したものの、起爆剤にはならず4安打1得点に終わった。

 6回一死から、代打・石塚の右前打をきっかけにチャンスをつくると、二死二塁から松本が適時打を放ち先制。しかし、8回、田中瑛が代打・筒香に同点適時打を浴びる。そして1―1で迎えた延長10回、6番手でこの回から登板した赤星は二死満塁で代打・宮下の適時打で勝ち越しを許した。その裏は二死から代打・丸が四球で出塁したものの、続く代打・甲斐が遊ゴロに倒れた。

 試合後、橋上秀樹監督代行(60)は打線について「最低でもチャンスぐらい作れるようになると変わるんでしょうけども、なかなか、そういったものを作れないような状況」と現状への危機感を口にした。

 代打出場の石塚を起点に先制点につながった6回の攻撃については、「ああいった形のものが、やはりチーム全体でやっていけるようになると、少しは攻略の糸口が見つけられるのかなという気はする。(石塚は)いい手本になったと思いますね」と評価した。

 また、ダルベックがベンチ外となったことについては、「いろんなものにフラストレーションがたまっているような感じを受けました。生活も含めてですね。初めてのシーズンですから、環境とかも含めて、いろんなストレスがあると思います」と説明。この日は休養を与え、翌日も試合がないため2日間のリフレッシュ期間となる。「今後の復調のために効果的な2日間であってくれることを祈りたい」と話した。