巨人の西舘勇陽投手(24)が2日のDeNA戦(京セラ)に先発し、プロ最多の118球を投げて6回3安打無失点と快投。勝利投手の権利をもっていたが、8回に同点にされ、自己最多となる3勝目は消えた。チームは延長10回、1―2と逆転負けした。

 先発予定だった井上が前日に体調不良を訴えて登板を回避。プロ3年目の右腕が急きょ先発した。初回二死、3番・佐野への初球で自己最速タイの156キロを計測するなど、気迫の投球でDeNA打線を封じた。6回には一死一、二塁のピンチを背負ったものの、蝦名を空振り三振に仕留めてプロ最多となる10奪三振をマーク。その後は7番・林をニゴロに打ち取った。

 その直後の攻撃で代打・石塚を送られ、7回からは堀田が2番手で登板した。

 緊急登板も、存在感をいかんなく発揮した右腕。「先発として6回を投げれたっていうのが一番かなと思います」と安堵しつつも、プロ最多の10奪三振に関しては「結果的に(三振を)10(個)取ったってだけなので」と淡々と振り返った。

 杉内投手チーフコーチは、背番号17の好投を「よかったですね。変化球もよかった」とたたえた。