西武・平良海馬投手(27)が1日のロッテ戦(ZOZOマリン)に先発して7回1失点、6安打8奪三振の好投を披露したが、打線の援護がなく、今季4敗目(10勝)を喫した。

 初回二死一、二塁から5番・安田に甘く入ったチェンジアップを痛打され、適時打で1点を失った後は、力強い投球でロッテ打線を牛耳った。この日もネット裏には、複数球団のMLBスカウトが視察に訪れた中、直球の最速は158キロ、スライダー、スイーパー、チェンジアップ、スプリット、ツーシーム、カットボールと多彩な変化球も万遍なく制球し、能力の高さを披露した。

 無死三塁のピンチを背負った5回では、集中力を研ぎ澄まして8番・上田、9番・茶谷、1番・藤原と後続に仕事をさせなかった。150キロ後半の直球、同前半のカットボールと見せ球に速球を活用。最後は130キロ後半のスプリットで空を切らせ、3者連続三振を奪った。

「(無死)三塁のところで、しっかり3個取れたのは良かったと思います。練習を続けてきて、少しずつ成果出ているかなと思います」と狙って三振を奪い、危機を回避。7回100球の力投は結果に恵まれなったが、敗戦の中にも、確かにあった収獲材料を振り返っていた。