阪神は1日のヤクルト戦(神宮)に6―2で完勝し、今季最長タイとなる5連勝。先発・高橋が7回途中を6安打2失点に封じハーラートップを独走する13勝目(2敗)をマークした。猛虎の優勝マジックは「20」まで減った。

 黄金時代の虎を象徴する4番打者・佐藤輝明内野手(27)が、1―0の6回に31号2ランをマーク。セ・トップの森下に並ぶ一撃で、チームに貴重な中押し点をもたらした。一死一塁の場面で低めギリギリへのフォークをすくい上げるようにインパクト。詰まったようにも見えた当たりだったが、規格外の怪力で白球は左中間のフェンスを超えた。

 これまで何度も披露してきた〝あれが入るんかい…〟的な怪物弾道を「いい感じではとらえられた。追加点がほしい場面だったので」と試合後の背番号8はサラリと振り返る。打率3割2分、86打点は2位以下に大差をつけるセ・トップの数字。球団としては1986年のランディー・バース以来となる40年ぶりの三冠王誕生への期待も高まる。

 投打がかみ合った快勝で球団史上初となる連覇へ、また一歩前進した藤川監督は「どの選手もそうですが、いい姿でプレーしてくれている」と目を細めた。