セ首位の阪神は12日の巨人戦(東京ドーム)に5―1で快勝し、3連勝で2位・巨人とのゲーム差は「2」に拡大した。そんなチームをけん引しているのが佐藤輝明内野手(27)と森下翔太外野手(25)だ。ともにタイトル争いでしのぎを削る中、〝テル・森下論争〟に本紙評論家・伊勢孝夫氏がズバリ切り込んだ。
【新IDアナライザー・伊勢孝夫】それにしても佐藤と森下は強力やなあ。2人とも巨人戦2試合で3本ずつ打ってるし、今の日本球界の投手じゃ誰も止められへんのちゃうかな。
佐藤は去年も広い甲子園を本拠地にして40本打ってるし、今シーズンもここまで26本は大したモンやと思うよ。7月は調子落としてたとはいえ、甘い球を逃さずに簡単にホームランにするやんか。11日の試合では飛距離146メートルの看板直撃弾打ったり、この日も2本塁打。打率もセリーグで唯一3割超えてて、打点も75でトップは相手投手にとって脅威やよ。
3冠王とって憧れのメジャーに行くんちゃうかな。メジャーにいっても、投手のコントロールはあんまし良くないし、球速は速くても今のスイングやったら力負けせんやろうしね。
もちろん現時点で本塁打王(28本)の森下も今の日本人で彼より打ってる右打者はおらんわけやんか。佐藤はプロ4年目までで通算84本やったけど、今年4年目の森下はここまで77本打ってる。150本到達のペースは佐藤よりも上かもしらんな。
それと森下は周りに流されへんやんか。いざという時に役に立つというか、プレッシャーも感じへんやろうし緊張して固まるタイプでもない。打てんかっても「しゃーないな」ってなるタイプやから、優勝するには絶対必要な存在やと思うよ。
もし佐藤と森下、どっちかを1人だけを自分のチームに加えることができるなら、俺としては迷うけど佐藤やな。打者として速い球に負けることもないし、(1986年の)バース以来の本塁打王という実績もあるから、現時点では佐藤に軍配を上げたいな。
今は巨人と首位を争ってるけど一番の差はホームランやな。巨人で打てるのはダルベックぐらいやんか。今は2ゲーム差で接戦やけど、この2人の勢い見てたらこのままリーグ優勝までいくと思うよ。
(本紙評論家)












