地元紙「カリフォルニア・ポスト」は27日(日本時間28日)にドジャースのキム・ヘソン内野手(金慧成=27)が10月3日(同4日)からの地区シリーズでロースター入りする可能性が急浮上したと報じた。

 デーブ・ロバーツ監督はホスウェイ・デパウラ外野手(21)とキム・ヘソンが今後の地区シリーズに向けたチーム練習に参加すると明かしたという。「両選手ともポストシーズン(PS)メンバー入りに向けて真剣に検討されるだろう」と指摘した。

 デパウラは大谷翔平郎手(32)の右上腕二頭筋の炎症で負傷者リスト(IL)入りした際に2Aから飛び級で昇格し、11試合で打率3割2分3厘、1本塁打、7打点、OPS1・081。11四球を選び選球眼の良さもアピールした。「10月の左控え打者争いでダルトン・ラッシングを追い抜いたように見える」と評価するのも当然だ。

 一方、キム・ヘソンについては「5月下旬から3Aでプレーしているのもかかわらず最近になって意外なロースター候補として浮上した」と紹介。4月と5月にメジャーで43試合に出場して116打数で打率2割5分9厘、1本塁打、11打点、OPS0・651で、3Aでは85試合で328打数で打率2割6分2厘、3本塁打、31打点、OPS0・675だった。とてもPSのロースターに入る成績ではない。

 しかし、同紙はキム・ヘソンの一芸を評価。「キムは依然として優れたスピードと内野守備力(二塁手)を備えている」とし、ロバーツ監督が接戦が予想されている試合で代走として「我々はヘソンを信頼しており、彼がその役割を担うことになるだろう」「短期決戦(の地区シリーズ)では(投手陣の)人数はそれほど重要ではない」との発言を引用。キム・ヘソンが5回戦制の地区シリーズで「再び出場機会を得られる可能性は高い」とまとめた。

 今季のドジャースのチーム盗塁数72はMLB28位でリーグ最下位だ。チームはキム・ヘソンを足のスペシャリストとして期待している。