番狂わせを起こせるのは――。パ・リーグは27日時点でソフトバンクがすでに3連覇を決め、2位の西武が12・5ゲーム差、3位・日本ハムが14差の大差となっている。
このまま10差以上でレギュラーシーズンを終了した場合、西武、日本ハムのどちらがCSファイナルステージに進出しても、ソフトバンクに「2勝」のアドバンテージが与えられ「0勝2敗」の状態から王者に挑むことになる。そこから「5勝先勝」はとてつもなく高いハードルとなるが、大逆転できる可能性が高いのはどちらか。パ球団のOBから上がったのは西武を推す声だった。
「西武の先発の質と頭数、全体的な安定感も含め、日本ハムよりやや上。ソフトバンクにも対抗できる」。先発陣では防御率1・36でダントツの平良、同2・22で2位の隅田の2本柱に加え、11勝の武内、9勝で同2・58の高橋も控えている。さらに「二遊間を西武は源田、滝沢、石井のほぼ3人でまかなったけど、日本ハムは遊撃・水野以外、二塁に奈良間、大塚、山県など最後まで日替わり。そこまで固定できたわけではない。短期決戦は打ち合いになるよりも、ロースコアの守り合いになる可能性が高い」。野手のディフェンス力という点でも西武に分があるとの見解だった。
昨年のCSでは、ファイナルに進出した日本ハムがリーグ1位だったソフトバンクと対戦。最後は涙をのんだが、相手のアドバンテージ分の「1敗」からスタートして3勝3敗の五分まで戻し、最終戦まで持ち込んだ。
ところが、今年は新たな規定によって2位以下の球団は「2敗」の状態からファイナルに臨む可能性が高い。OBの多くは「さすがにキツい。作戦の立てようもない」と早くもお手上げモードだったが、どんなドラマが待っているのか――。












