ソフトバンクは25日のロッテ戦(ZOZOマリン)に9―0で快勝した。先発のリバン・モイネロ投手(30)が今季初完封で3勝目。この日の勝利で12球団最速で70勝に到達し、優勝へのマジックナンバーは「23」となった。

 背番号35の完封劇を打線がアシストした。初回、押し出しで先制すると、牧原大が適時内野安打、広瀬隆が走者一掃の適時二塁打で一挙5点を奪った。

 いきなりの5得点。モイネロにとっては十分すぎる援護だった。3回まで一人の走者も許さない完全投球。余裕すら感じさせる投球で相手打線を手玉に取った。8回までに99球を投じたが、この日は「110球」が目安だったため9回もマウンドへ。最後は小川を遊飛に打ち取り、去年8月10日の日本ハム戦(みずほペイペイ)以来となる完封勝利を手にした。モイネロは「長いイニングを投げたいと思っていたのでうれしい」と表情を緩めた。

 3試合、21イニングで与えた点数は1点のみ。今季初登板まで時間を要したものの、防御率0・43と圧倒的な数字を残している。指揮官は「このぐらい投げられる状態まで待っていた。残り(シーズン)ケガなく最後までいってほしい」と絶対的左腕に期待をかけた。