ドジャースの大谷翔平投手(32)とカブスのPCAことピート・クローアームストロング外野手(24)のMVP争いが史上まれに見る大混戦になっている。米スポーツサイト「スポーティング・ニュース」は24日(日本時間25日)に「大谷はまだ首位奪還のチャンスがある」と報じた。大谷の9月上旬の投手復帰が現実的になったことで、現在、最有力候補との見られているPCAを逆転する可能性が出てきたからだ。
最近のMVP投票で重視される指標の一つであるfWARは23日(同24日)時点で大谷の7・0に対してPCAは8・7と大差が付いている。
打撃成績でも、大谷は打率2割8分8厘、30本塁打、80打点、9盗塁、OPS0・934、PCAが打率2割8分1厘、33本塁打、83打点、32盗塁、OPS0・938で、大谷が上回っているのは打率のみだ。
しかし、同サイトは「大谷を軽視するのは。愚かなことだ。ドジャースのスーパースターは6年連続で30本塁打を達成しており、本塁打王争いを一変させるような打撃力を発揮する可能性を秘めている」と強調するとこう続けた。
「大谷はレギュラーシーズン終了前にマウンドに復帰する可能性がある。たとえ、数回の好投でもPCAにはない要素を生み出すことができる」
その上で「大谷がロサンゼルスを力強くけん引し、シカゴが失速すれば、投票者は4度のMVP受賞者である大谷に再び注目するだろう。PCAはキャリア初期(24、25年)に彼を苦しめた長期に渡る打撃不振も避けなければならない」と指摘した。ただ、現時点でMVPレースはPCAが優位に立っているとした。
また、米スポーツサイト「ブリーチャー・ネーション」は大谷の投手復帰を警戒する。
「もし、彼が(マウンドに)復帰すれば、レースは再び五分五分の勝負になるだろう。というもの、現時点ではPCAが明らかに勝利するはずなのに、多くの投票者が大谷に賞を与えようとしているように見えるからだ」
ドジャース専門メディア「ドジャース・ネーション」公式X(旧ツイッター)は「大谷翔平は今後、数週間以内にマウンドに復帰する可能性があるがPCAとのMVP争いでリードするには遅すぎるだろうか?」と投稿した。
投手大谷は14試合、85回2/3で8勝2敗。復帰後100イニング、2桁勝利に到達したら、PCA有利説は吹き飛ぶ可能性もある。今年は投票締め切りまで分からない。












