DDT13日の新宿大会でKO―D無差別級新王者・MAO(29)と現役高校生ファイター・佐藤大地(17)のV2戦(30日、後楽園)が決定した。

 11日の両国国技館大会で最高峰王座を初戴冠、初防衛したMAOは、この日のメインイベントで上野勇希、クリス・ブルックス、バラモンササキ、正田壮史、男色ディーノ、スーパー・ササダンゴ・マシンの6選手と「エンター・サンドマンマッチ」で激突。名曲「エンター・サンドマン」が大音量で流れるや場内は一瞬にして無法地帯に。酒やジュースが豪快に飛び交う酒池肉林の大乱闘へとなだれ込んだ。凄惨なカオスは続いたが、最後は勢いに乗るMAOがササダンゴにダイビング・レッグドロップからウルトラジャムを叩き込んで強烈な3カウントを奪ってみせた。

 MAOは狂乱のままに大会を締めようとしたが、ここで17歳の現役高校生ファイター・佐藤大地の電撃登場を受ける。マイクを握りしめ「俺ももっと楽しいことしたい、夏休みの思い出作りたいんですよ。そのベルトに挑戦させてください!」と直訴された。破顔一笑のMAOは「大地、あなたのような人を待っていた! 今何歳だ? 17歳! 俺は忘れもしない、お前が13歳、中学1年生の時、ここ新宿フェイスでシングルをやったなぁ! 覚えてるぜ! おじさんはこんな時を待ってたよ! 俺が最高の夏休みにしてやるぜ」と大歓迎で受諾。30日の後楽園ホール大会でのタイトルマッチがその場で決定された。

 バックステージに戻ったMAOは「大地がDDTにいてくれること、自分で来たいと言ってくれたのがうれしい。29歳初戴冠のMAOと17歳の佐藤大地。史上最年少挑戦じゃないかな。東京サマーランドより楽しい夏休みを大地に味わわせてやるぜ」と予告した。対する大地も「僕の目標は高校生の間にKO―D無差別級のベルトを取ること。今年最後の夏休み、最高の思い出作り、それはベルトを取ること。全部を出し切って挑みたい」と鼻息荒く王座奪取を誓った。波乱の対決の火ぶたが切って落とされた。