米国・AEWの「AEW DYNAMITE」(ネバダ州ラスベガス)が12日(日本時間13日)に放送され、オカダ・カズチカ(38)がメガイベント「ALL IN LONDON」(8月30日、英国・ウェンブリースタジアム)でAEWインターナショナル王者のカイル・フレッチャーに挑戦することが発表された。

 現王者のフレッチャーはオカダとドン・キャリス・ファミリー(DCF)の同門にあたる。この日の放送では前週のDYNAMITE(メキシコシティ)で防衛に成功したフレッチャーがドン・キャリスとともにインタビューに応じ、ALL INでの次期防衛戦を熱望した。

 するとドン・キャリスが、トニー・カーン社長からフレッチャーの防衛戦の相手として前王者のKONOSUKE TAKESHITA(竹下幸之介)を指名されたことを告白。その上で「だがその話の中で、私はトニー・カーンから重要なものを引き出した。もう一人、リマッチをしていない元王者がいるじゃないか。『ALL IN』は素晴らしいものになるぞ。フレッチャーVS竹下VSオカダだ!」と、オカダと加えた3WAYマッチによる王座戦を発表した。

 このタイミングでオカダもインタビュールームに登場。オカダが「カイル、大事なのことただ一つだ。インターナショナル王座が〝ファミリー〟に残ることだ」と、不敵な笑みを浮かべると、フレッチャーは不機嫌そうにその場を立ち去った。

 インターナショナル王座を巡る3人の因縁は深い。今年5月にオカダからベルトを奪取した竹下は、DCFから追放された上にフレッチャーに敗れ王座から陥落。その一方で最近のオカダとフレッチャーも緊張関係が続いており、「DCFでの王座保持」というオカダの主張はもはや建前にしか聞こえない。

 そんななかで実現する3WAYでのウェンブリー決戦。世界屈指の実力者が揃い好試合は必至だが、オカダ、竹下、フレッチャーのそれぞれの思惑が交錯する一戦となりそうだ。