新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」11日三重大会のBブロック公式戦で、NEVER無差別級王者のウルフアロン(30)がカラム・ニューマン(23)から4勝目(不戦勝1)を挙げた。

 前IWGPヘビー級王者から価値ある勝利を挙げた。一進一退の攻防からアングルスラムを回避されたウルフは、ジャンピングニー、Kiss the crown(短距離式首折り弾)を連発され窮地に陥った。

 しかしMAKE WAY(変型バスター)を回避すると、まさかのカナディアンデストロイヤーで形勢逆転に成功。アングルスラムをさく裂させると、腕ひしぎ十字固めに捕獲する。そこから逆三角絞めに移行し、ギブアップを奪った。

グラウンドでカラム・ニューマン(左)を封殺したウルフ・アロン
グラウンドでカラム・ニューマン(左)を封殺したウルフ・アロン

 ブロック突破には極めて厳しい状況に追い込まれているウルフだが、実力者からの勝利で成長を証明した。「決勝トーナメントに行くのは難しくなってしまったけど、デビューした年の俺にはこのG1で戦いきるっていうところに、俺にとっては大きな価値があるから。このシリーズで吸収したこと全部俺の力にして、これから先のプロレスラー人生、もっと強いウルフアロンが見せられるようにやっていきます」と豪語。

「今日の技、皆さんカナディアンデストロイヤーと思ってるかもしれませんけど、違います。あれは〝カツシカンデストロイヤー〟です」と、地元の東京・葛飾区にちなんだ技名を強調していた。