新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」11日三重大会のBブロック公式戦で、上村優也(31)がIWGP GLOBALヘビー級王者のゲイブ・キッド(29=AEW)から5勝目(不戦勝1)を挙げた。
ヤングライオン時代、LA道場時代に切磋琢磨したゲイブとの公式戦。互いに手の内を知り尽くす相手と、激しい打撃戦を展開した。左右の張り手からダブルアームスープレックスを決めた上村は、ライオンズシャイナーを投下し攻勢に出る。
しかし再度の打撃戦から狙ったカンヌキスープレックスはかみつき攻撃で防がれる。強烈なエルボーからその場式O―Kneeを3連発で浴び、パイルドライバーでマットに突き刺された。
それでもカウント2で返すと、デスライダーは間一髪で阻止。ブレーンバスターを切り返して前方に回転させたところを強引に押さえ込み、逆転の3カウントを奪った。
試合後のリング上でマイクを握った上村は「俺はな、お前のことこの3年ちょっとの空白のあいだずっと友達だと思ってたんだぞ! お前がどういう道に進もうがお前の勝手だ。ただな!(棚橋弘至)社長、ヤングライオン、ベルト、新日本プロレス、そして日本を侮辱することは俺は許さねえ! 一つだけ覚えとけよ。いつだってお前の暴走を止めるのはこの俺だ」とゲイブに宣戦布告。「俺が優勝して新日本プロレスのど真ん中に立ちます!」と豪語すると「3、2、1、オッシャー!」の大合唱で大会を締めくくった。
3敗を守った上村は優勝争いに生き残り。試合中に腰を痛めたしぐさも見られたが「腰打って立てなくなるかと思ったけど…。レスラーを動かすのは自分自身の力はもちろんあるけど、やっぱり応援のおかげで、今日に勝てることができました。ヒートストームとか言ってるけど、僕一人じゃヒートストームは起こせない。みんなが熱くなって、それが広がっていってヒートストームが起こるんだ」と勝ち誇った。「体も痛いし、点数も崖っぷちかもしれないけど、弱音はもう吐かない。常に勝つことを考えて、もう勝つしかないから。これ以上悔しい思いは俺は絶対にしないから」と、OSKARとの最終公式戦(13日、後楽園)へ必勝を誓っていた。












